top of page
長方形

​OUTER WALL

​外壁の種類と特徴

戸建て住宅 イメージ タイル調サイディングのお洒落な家
外壁リフォームの種類と特徴

外壁は、屋根や玄関、庭などとともに住宅の第一印象を決める「家の顔」です。つねに太陽光や風雨にさらされるため、年月とともに劣化が進みやすい部分でもあります。ひび割れや外壁材のはがれを放置しておくと、隙間から雨水が侵入し、ひどい場合には下地や柱の腐食にまで発展する場合もあります。 外壁のリフォームには、「外壁塗装(塗り替え)」 「重ね張り」 「張り替え」 という3つの方法があります。

1. 外壁塗装

もっとも費用が安く、手軽にできる外壁リフォーム。塗る前に外壁の点検と補修を行い、高圧洗浄で汚れを落としてから下地塗りと2回の上塗りを行う(「下塗り」「中塗り」「上塗り」ともいう)。外壁の劣化が、汚れや色あせ、細かなクラック、チョーキングなどの場合は外壁塗装で済むことが多い。
使用する塗料には「フッソ樹脂塗料」「シリコン樹脂塗料」「ウレタン樹脂塗料」「アクリル樹脂塗料」がある。また、ひび割れの補修材として「弾性アクリル塗料」が使われることもあります。

●フッソ樹脂塗料

…耐用年数:12~20年。ビルなど耐久性を確保したい建物に使われる。価格は高め。商品ごとの特徴差が大きい

●シリコン樹脂塗料

…耐用年数:8~15年。紫外線に強く、親水性・防汚性が高い。リフォームで使われることが多い

●ウレタン樹脂塗料

…耐用年数:6~10年。紫外線に強く、ツヤが長持ちする。防汚性はやや低め。リフォームで使われることが多い

●アクリル樹脂塗料

…耐用年数:5~8年。紫外線に弱く、耐久性は低め。もっとも価格が安い

●弾性アクリル塗料

…細かなひび割れが多数ある場合に使われる。ゴムのように弾力性があり、外壁自体の伸び縮みに追随して表面を保護する

2. 重ね張り

モルタルや既存サイディングの上から、サイディングやタイルなどを張る外壁リフォームの方法。もとの外壁に外壁材が加わるため、既存の壁の強度や、下地の腐食の有無をチェックする必要がある。軽量の金属系サイディングなどが用いられることが多い。張り替えと比較すると廃材も少なく、作業は比較的スムーズだが、外壁塗装よりも費用がかかります。

3. 張り替え

既存の外壁と下地を取り払い、構造体(骨組み)だけの状態にして、新たにサイディングやモルタルなどを施工する外壁リフォームの方法。外壁塗装や重ね張りよりも費用がかかる。下地から新しく作りなおすことができるため、老朽化した家のリフォームにも対応可能。構造体(骨組み)の劣化具合も同時にチェックし、必要があれば補強します。

●サイディング

サイディング

…工場生産されるボード状の外壁材。素材によって窯業系、金属系、木質系、樹脂系などに分かれる。断熱性と遮音性が高い。タイル風・レンガ風・板張り風など様々なデザイン・カラーがそろいます。

※サイディングは、ボードとボードのつなぎ目のシーリングが劣化しやすい。3~5年ごとにシーリングの点検が必要になります。

●モルタル

モルタル

…砂とセメントと水を混ぜて作る外壁下地。樹脂塗料などで塗装する。塗り方は機械による吹き付けや、コテ・ローラー等で模様を施す方法が一般的。塗りの厚みによって「薄付仕上塗材」「厚付仕上塗材」「複層仕上塗材」などに分かれます。

※モルタルはクラックが起きやすい。塗料の種類にもよるが、5年~8年で外壁塗装、15~20年で全面補修が必要になります。

タカラパートナーショップ
bottom of page